2019年4月


20世紀のファウスト(下(1945→1986)) 鬼塚英昭

@あの「ビート族」の教祖ギンズバーグの考えついた詩が、ミネソタ州ビングに住むユダヤ坊やの心を奪った。このユダヤ坊やの名前はロバート・ジンマーマン。

この坊やはコロンビア・レコード、CBSという大手メデイアの手によって大事に育てられ、売り出された。ユダヤ坊やは名前を「ボブ・ディラン」と改名した。彼はデビュー当初から、麻薬売買業者の最大手に、大事に育てられたのである。

ボブ・ディランの「風に吹かれて」は1960年代から70年代にかけて大流行した。「風に吹かれて」を大ヒットさせるためにコロンビア・レコードは、ピーター・ポールとマリーの演奏をつけてやった。

CBSは、このユダヤ坊やを時代のアイドルにすべく盛んにテレビに出演させた。コロンビア・レコードもCBSもユダヤ人の経営する会社だからユダヤ坊やは大事に育てられた。

この「風に吹かれて」は丁寧に聞いてみると、麻薬に犯されてインポテンツになった男の歌だ。
CBSは「ボブ・ディランは、今年の青年の間ではトップの文化人である」とほめ讃えた。CBSは、こうした中でビング・クロスビーを捨てボブ・ディランをスターにした。


@ディランは一面、反戦歌手の振りをした。しかし、反戦ではなく「厭戦」の歌手だった。彼は若者たちを麻薬患者に誘うために歌をうたい続けた。「雨の日の女」「麻薬売り氏」。

これらの歌が麻薬を勧める歌でないとあなたが主張するなら、あなたはもう立派な麻薬患者だ。麻薬を吸ったことがなくても、あなたの頭の中は麻薬の巣になっているといえる。


ボブ・ディランは麻薬の常習者であり、麻薬売買業者の操り人形であり、黒い貴族たちが創造した預言者であり、そしてシャーマンであった。

麻薬患者は増加していった。イギリスのタヴィストック人間研究所は、人間の心をローからハイへできないかと、人間改造実験劇場を造った。そこからスターたちが誕生した。このスターたちは見事な改造人間であった。

1964年、改造人間たちはロンドンのヒースロー空港で、「ロー」の歌手ボブ・ディランに勧められてマリファナを吸った後に「ダイアモンドをちりばめたルーシーは空に」を歌った。こうしてボブ・ディランは、自分をスターにしてくれた黒い貴族たちに恩返しをした。

この改造人間たちは「ビートルズ」と名付けられた。彼らの合言葉も作られた。誰に?全て黒い貴族たちによってだ。「友達に助けてもらえばハイになる」であった。時代を「ロー」から「ハイ」に転換すべく、イギリスから空を渡り、改造人間たちがアメリカにやってきたのである。「ヤァ!ヤァ! ヤァ!」

「ハイ」の音楽を創造すべく、ロンドンの黒い貴族たちはテオドール・アドルノをドイツからロンドンに呼んだ。このユダヤ人は哲学者であり、心理学者、そして作曲家、指揮者である。彼は同じユダヤ人のアルノルト・シェーンベルクが発明した無調音階の指導的演奏活動もしていた。また、彼は音楽批評家としても一流であった。シェーンベルグは、あらゆる音には伝統的な音階やメロディに依存しない固有の表現上の価値があると考えた。彼は、主音や調性のない音列をつくった。彼によって感情や感動が伝わってくるような音楽言語が生まれたのである。シュペンゲラーによって、狂気がサウンドの中に導入されたのである。ビートルズの音楽が人の心をかき乱すように作られているのは必然の結果である。


 
アドルノのもとへ、港町リバプールにたむろする若者たちが集められた。やがて、髪型から服装まですべての面で"ろくでなし"の若者たちが見事に改造された。彼らはタヴィストック研究所に入れられ、ローからハイへ、ハイからローへと、心を変化させる技術をマスターさせられた。デビュー前から改造人間たちは立派な麻薬患者であった。作詞、作曲、すべてアドルノの指導を受けた。楽譜もろくに読めず、楽器も弾けない改造人間の舞台の裏で、別の奏者たちによる本物の演奏が行われた。

アドルノと黒い貴族たちは、イギリスで改造人間たちを一応の、それらしい人気バンドとして仕上げた後にアメリカへ送り込むことにした。ボブ・ディランを利用すること、CBSテレビの人気番組「エド・サリバン・ショー」に出演させることを決めた。黒い貴族たちは密かにエド・サリバンをロンドンに呼び寄せた。だが、サリバンは協力を拒否した。しかし、脅しをかけられ、これを承知した。

何はともあれ、シェーンベルグの無調音階の音楽がビートルズの歌の中に採り入れられた。それはボブ・ディランの歌とも、プレスリーの歌とも異質のものであった。微妙に音階が狂っているのだ。だからこそ、人間の心も狂うようになったのである。


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ビートルズの登場とLSDは深い関係にある。ビートルズが歌うところ、ロックの音楽が流れるところ、学生や若者が集まるところ・・・・ユダヤ財閥のウォーバーグ財団がLSDの無料見本を配布して回った。その費用は心配無用であった。黒い貴族の1人のホフマン・ラ・ロシュの工場原価は、1キログラム当たり3ドル。配給業者には2万ドル。消費者のビートルズファンに届くときには5万ドル。



ビートルズの名は、古代エジプトのイシス教団の信仰のひとつ、スカラベ(俗名ふんころがし)と呼ばれた甲虫(ビートル)からつけられた。イシスはフリーメーソンの神の名である。