「熱狂なき株高」で踊らされる日本: 金と現金以外は信用するな!  副島隆彦

私は繰り返し書くが、GPIFとはかつての悪評高い年福事業団である。あの「グリーンピア」とか「かんぽの湯」とかのことだ。それこそ全国各地の温泉地に、厚労省のバカ役人たちが、いいかと思って「オレたちにも経営(金儲け)の才能はあるんだ」といい気になって民間の地場の長い歴史をもつ温泉宿たちを小馬鹿にして、軒並み赤字法人でにっちもさっちもいかなくなった。

こんな景気後退でも、じっと歯を食いしばって堪える民間企業の根性もないから、この腐れ公務員どもは責任も取らないで逃げまどった。

そこへオリックスの宮内義彦のような薄汚いリース屋の政商が現れて、竹中平蔵の号令のもと、「民間への払い下げ」を強行した。


「グリーンピア」や「かんぽの湯」は建てたときは一施設200億円くらいした。それを宮内義彦や奥谷禮子(人材派遣会社ザ・アール社長)たち、死肉をあさるハイエナ業者(その裏側はアメリカのハゲタカ・ファンド)たちに一施設1億円どころか、500万円で売ってしまった。

あのときの、2008年ー09年の「かんぽの宿一括売却」(麻生内閣)のときの、構造汚職の犯罪はまだ追及されていない。

本人たちは逃げ切ったと思っている。p37


@戦争の危機が迫る日本で東京オリンピックの中止もありうる。
p54

@今の円安は日本の通貨の暴落だと、なぜ言わないのか

p188

@直角座標のグラフ(デカルトが作った)の原点のゼロ記号(本当は数字ではなくOというアルファベットらしい)とは、実は王様(皇帝)がいる場所であって、家来たちは、タテヨコにそこからの距離で測られて存在する。

p220

@「情報の非対称性」とは始めから結果を知っている人間がいるということ

@「学校時代で、あなたは勉強ができましたか」とお互い聞かないことになっている。みんな本当はどこかで落ちこぼれだからである。

@お金はどこかに投資、預金でもしておけば放っておいても金利(利息)がつくからどんどん増える。この貨幣と資本の自己増殖のことを中心に経済学というのは本当はできている。

お金(資金)は何かに投資すると「増殖」と言って、財産(資産)がどんどん自然に増えてゆく、ということになっている。

ところが大失敗して、「元(原資)も子もなくなる」といって、すべて消えてしまうことも多い。これを投資の失敗という。

@労働所得と資本所得は7対3で決まっている。

@ピケテイは、貧富の差が縮まったのは戦争の時だった、と正しく書いている。不平等が縮まるのは戦争のときだ。戦争の時は必ず多くの人が死ぬ。
爆撃で都市が焼け野原になって、金持ちたちの資産も吹き飛んでしまう。
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