不変のマーケティング 神田昌典

しかし、なぜ安い商品を販売する人は、安い商品ばかり販売し続けるのだろうか?

一般的に言って、自分が若い時に販売した商品の価格帯が、その後、仕事を変わったときにも付きまとうのだ。

つまり宝石を売っていた、高い商品を販売するのに抵抗がない。しかし、雑貨などはバカらしくて売れない。雑貨を販売していた人は、高額商品は売るのが面倒くさくて売る気にはなれない。

私の場合には、以前、販売していた電子レンジが1万円、冷蔵庫の価格帯が10万円、高級機種で24万円なので、なんと現在、コンサルタントをやっていても、同じ価格帯が付きまとう。

そのほかの価格を付けることには、かなりの心理抵抗があります。

(中略)

販売する商品の価格帯が変えられないというのは、多くの場合、セルフイメージの問題だ。

「こんなに粗利を取ったら、ボロ儲けじゃないかなあ」「こんな高いお金をお客から取ったら、迷惑をかけるんじゃないかあ」と思ってはいないだろうか?

「高く売る、儲けるのは悪徳商売」であり、「自分はいいものを、安く売る、正直・誠実な商売人だ」というイメージが邪魔をしている。


しかし、お客は「お金を受け取ってくれる人」を探しているのだ。だからそのお金を受け取ってあげればいいわけだ。

それだけの価値を提供しようとしているのだから。

 
関連記事
  1. 隠蔽操作1
    竜崎の息子がヘロインをやっている⇒本当の黒幕は? 文庫版270P国松長官狙撃事件...
  2. ジェームス
    ジェームスはよく「出来事に意味はない。あなたがその出来事に意味を与えるまでは。」...
  3. 満月の法則 佐藤康行
    「そうなりたい」とは、現在は「そうではない」ということですよ。すべてを捨てる覚悟...
  4. 新世紀の心 宇宙心 鈴木美保子
    S先生は「自分の使命は自分の生地に隠されている」とおっしゃいます。「運動選手だ...
  5. 陸王 池井戸潤
    一度、倒産を経験した経営者にとって、決定的に足りないものがふたつある。ひと...
  6. 放射能と原発の真実[内海聡著]
    国家統計によるとすでに日本の疾患傾向として、死産や乳幼児死亡も心疾患の脳血管障...
  7. ベンツは20万円で買え! 加藤ひろゆき
    建物に車庫を組み込んではいけない。最初から完璧を目指さず、住んでから徐々に自分好...
  8. 男の品位 安藤 昇
    ナメられるというのは、責任はナメた相手にあるのではなく、ナメられた自分にあるの...
  9. 天方エバン 不動産投資で"ハワイ"へ移住
    心は長年の夢を実現できた達成感で一杯でした。ところが、そう思ったのは束の間、実...
  10. 理研の闇、日本の闇 鬼塚 英昭
    十二月二十一日、幹部らで構成する人事委員会で、小保方氏の面接が実施され、小...