2014年2月


希望を捨てる勇気


過去に遡及して訴訟が続発していることは、法治国家としての日本の信頼を傷つける。シテイグループは日本の消費者金融から撤退するとき、記者会見で「ルールのない国でビジネスはできない」と述べた。p28



管理人、注)私は法学部出身ではないのですが、これは罪刑法定主義の考え方に根本から違反するものではないでしょうか。日本の役人は、この考え方を知らない?のでしょうか。あるいは知っていても、なお行ったのでしょうか。


大国になるほど輸出依存度は低くなる傾向がある。

p91

だから誤解を恐れずにいえば、地方はもっと(経済の自然な流れにそって)衰退してもおかしくない。もちろん農村に住んでいる老人は今さら動けないが、大都市で勉強した有能な若者は、大都市で就職することが望ましい。地方に「Uターン」させると、ホワイトカラーには行政かその下請けのような仕事しかないのが実情だ。

(中略)

これからは都市国家の時代だ。東京のライバルは大阪ではなく北京であり、札幌のライバルは大連や台北だ。



p135




僕は君たちに武器を配りたい

タイトルとは裏腹に武器とは呼べないような感じは否めませんが、それでも勉強になったのは以下の記述です。

投資の世界ではよく「トレンド」と「サイクル」という言葉が使われる。

(中略)

「サイクル」とは、より短期的な、「繰り返す」変化のことを呼ぶ。

(中略)

(以下、管理人要約)
流行、評判、話題など

(中略)

トレンドは一度、起こったら元には戻らず。そこで起こった変化が状態となる。その反対にサイクルは時とともに変化が循環し、再び以前と同じような状態に落ちついていく。。

p243


インターネットで世界がリアルタイムでつながった現在、マーケットの大きさを決めるのは国境ではなく「言語」だ。日本語だけでビジネスをした場合、1億3000万人の市場しかないが、英語を話す人々の市場はその何十倍にもなる。

p264

世界の英語話者の比率を考えればネイテイブよりノンネイテイブの方が圧倒的に多いからだ。きれいな英語を話せることより、さまざまな国のひどい訛りが混ざった英語を聞き取れることのほうが、グローバルビジネスにおいてはずっと役立つのである。


p266






モノから情報へ

こうして、これから、商品に占める情報価値部分がどんどん増えていくとなると、これまでのように、価格を下げれば客数が伸びるだろうと考えるのは、原理的にいっても改めなければならないということだ。むしろ消費者は、価格をみて、そのものの値打ちを知るのである。 もちろん、何が何でも高い価格をつければ良いというものではない。むしろ、話は逆で、品質に自信があれば、絶対に価格を下げてはならないということだ。出血覚悟で値引きするようなことがあれば、買い手の方が品質を低く見てしまうのである。 p139